前回の記事でDarky's ROM v10.1をインストールしましたが、カスタムROMに限らず国際版のGalaxy Sで日本語を表示する場合、DroidSansFallback.ttfという、中国語や韓国語が入ったマルチバイト文字用のフォントを使用します。
そのため、「阪」や「直」の文字を見ると、、、
なんだか違和感アリアリですよね。
私の名前にも「直」が入っているので、これは何とかしたい。
ということで、前置きが長くなりましたが今回はDarky's ROM v10.1の導入の続きとして日本語フォントの導入をBlogにしたいと思います。
ちなみに、私よりもっとうまく導入方法を書かれているBlogが沢山あります、、、ので、今回は備忘録みたいなものになります。。。
※以下、自己責任でお願いします。
ツール類の入手
以下のツールを入手してください。
・Android SDK
(adb.exeが必要。adb.exeのフォルダにパスを通しておくとベター)
フォントの入手
フォントはググれば色々出てきますが、今回はWindowsで
使用されているメイリオを使用したいと思います。
Windows Vista、7の場合はフォントフォルダにあるメイリオフォントのうち、
meiryo.ttcを任意のフォルダにコピーします。OSに入っていない方は
ココから入手してください。
フォントの分解
meiryo.ttcをDroidSansJapanese.ttfにリネームするだけでも
いけるんですが、少しでもフォントサイズを小さくしたいので、フォントの
分解を行いたいと思います。
それから、この作業には16bitアプリケーションのbreakttc.exeをコマンド
プロンプトから使用しますので、実行環境が無い方はリネームのみに
した方が良いかもしれません。(私はVirtual PCでXP環境を作り、この
作業を行いました。)
では改めて、、、まずココからbreakttc.exeを入手します。
入手したbreakttc.exeとmeiryo.ttcを同一フォルダに入れます。
続いてコマンドプロンプトから以下のコマンドを実行します。
breakttc.exe meiryo.ttc
実行するとFONT000.TTF~FONT003.TTFに分解されます。
分解されたファイルのうち、FONT002.TTF( Meiryo UI )の名前
をDroidSansJapanese.ttfにリネームします。
端末にフォントを導入
通常、端末内のフォントはsystem/fontsにありますが、system領域を
圧迫させないために、今回はdataフォルダにfontsフォルダを作成し、
そこにDroidSansJapanese.ttfをコピーしてシンボリックリンクを張る
ことにします。
端末をUSBでつないでdataフォルダの下にfontsフォルダを作成します。
adb shell
cd data
mkdir fonts
端末のdata\fontsにDroidSansJapanese.ttfをコピーします。
adb push D:\temp\ttc2ttf\DroidSansJapanese.ttf /data/fonts
systemをReadOnlyからReadWriteに変更し、シンボリックリンクを作成、
端末をリブートします。
adb shell
mount -o remount,rw /dev/block/mtdblock0 /system
ln –s \data/fonts\DroidSansJapanese.ttf \system\fonts\DroidSansJapanese.ttf
reboot
これで日本語フォントのインストールが完了しました。
スッキリしました。
次回はシステムに日本語リソースを埋め込む方法についてBlogにしたいと思います。
2011年6月8日水曜日
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