2011年2月14日月曜日

先日行われたStrikeforce and M-1 Global Present: 「Fedor vs Silva」のPPV観戦レビューです。 とにかく面白かった。なんだかPrideGPを思い出しましたねー。主要な試合のみのレビューです。

 

ヘビー級ワールドGPリザーブマッチ
ヴァレンタイン・オーフレイム(Valentijn Overeem) vs  レイ・セフォー(Ray Sefo)

オーフレイムがややスタンドを優勢に進め、最後はテイクダウンからのネッククランクでセフォータップ。

1R ネッククランク
ヴァレンタイン・オーフレイム def レイ・セフォー

セフォー、寝技は全然だめなんじゃないでしょうか。

 

ヘビー級ワールドGPリザーブマッチ
チャド・グリッグス(Chad Griggs) vs  ジャン・ビランテ(Gian Villante)

大体の試合をスタンドで優勢に進めて勝っているグリッグスに対し、ビランテもガンガン前に出るスタイル。お互いに打ちあうんですが、徐々にグリッグスのヒットが増え最後はビランテが崩れたところをパウンドで終了。

1R TKO
チャド・グリッグス def ジャン・ビランテ

面白かったです。もう少し試合が見たかったかな。

 

ヘビー級ワールドGPリザーブマッチ
シェーン・デル・ロザリオ(Shane del Rosario) vs  レイバー・ジョンソン(Lavar Johnson)

ジョンソンと言えば一昨年殺人事件に巻き込まれ、自身も銃弾に倒れ重傷を負ったことしか覚えてません。一方ロザリオは負け無しの10勝。試合はロザリオがテイクダウンから素早いマウント、もがくジョンソンの腕をとり十字!ジョンソンたまらずタップ!

1R 腕十字
シェーン・デル・ロザリオ def レイバー・ジョンソン

ロザリオはブラジリアン柔術の教科書のような動きでした。

 

ヘビー級ワールドGP
セルゲイ・ハリトーノフ(Sergei Kharitonov) vs  アンドレイ・アルロフスキー(Andrei Arlovski)

両者ルーツはサンボですがスタンドも上手と共通点がありますね、とても楽しみな一戦でした。試合は距離を取りたいアルロフと距離を詰めたいハリトーノフが制空権を取り合う展開に。アルロフのパンチが伸びてるのでアルロフが勝つなぁと観ていたら、ハリトーノフの右がアルロフの顎にヒット、体勢を崩したアルロフにハリトーノフはとどめのパウンド!

1R TKO
セルゲイ・ハリトーノフ def アンドレイ・アルロフスキー

アルロフ、相当打たれ弱くなっているような。。。

 

ヘビー級ワールドGP
エメリヤーエンコ・ヒョードル(Fedor Emelianenko) vs  アントニオ・シウバ(Antonio Silva)

ヒョードルが勝つと思いつつ、「まさか・・」と思わせるだけのポテンシャルを持つペザォン、久しぶりに心拍数が上がった一戦でした。試合は完璧に作戦を練ってきたシウバが徐々にヒョードルの全てを削っていき、2R開始直後からカウンターのテイクダウン、そしてマウント!もがくヒョードルにとどめの一撃を落とそうとするシウバ!他の選手ならレフリーは止めるんじゃないかなぁ。2R終了時点では意地で凌いだとしか思えないヒョードルと気迫に満ち溢れたペザォンの顔が印象的でした。
3Rどうなるのかなと思っていたら・・・

2R TKO(ドクターストップ)
アントニオ・シウバ def エメリヤーエンコ・ヒョードル

信じられないと思う反面、ペザォンの試合運び非常にうまく、全てに於いて強い!と思える試合でした。
試合後にヒョードルは引退を匂わせる発言をしてケージから去って行きました。。。

 

これで誰が優勝するか分らなくなってしまいました。。
4月にはジョシュやアリスターも出場しますし、国内のMMAが冷え込んでいる現状に比べて楽しみで仕方がありません!

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